スライドローダー(セーフティローダー)🛝

2025年12月03日

スライドローダー積載車とは、
荷台(ローダー)が丸ごと後ろにスライドして地面に近づくタイプの積載車。
正式には 「セーフティローダー」 とも呼ばれている。

車を安全に・傷つけずに積み下ろしできるため、整備工場・中古車店・レッカー屋などで最も使われるタイプ。

28年10万㌔スライドローダー積載車★レストア向き

🚚 スライドローダー積載車の仕組み
✔ 荷台が後ろにスライドする
 レールに沿って荷台が後ろに下がり、車体から離れていく。

✔ 荷台が傾く(チルト)
 スライドしながら荷台が前上がりになる。
  → 地面に近い角度で「スロープ」ができる。

✔ ウインチで不動車も引き上げ可能
 車を走らせなくてもロープで引き上げられる。

🎉 スライドローダーのメリット
1️⃣ 車高の低い車も安全に積める
シャコタン
エアロ付き
スーパーカー
なども、地面との角度が緩いので擦らずに積める。

2️⃣ 不動車・事故車に強い
エンジンがかからない車
タイヤが回りにくい車
 → ウインチで荷台に載せられる。

3️⃣ 急な斜面を作らないので安全
荷台の傾斜が緩いから、車が落ちるリスクが少ない。

4️⃣ 誰でも操作しやすい
レバーやリモコンがあり、
荷台スライド → チルト → ウインチが簡単に使える。

5️⃣ 車を後ろからまっすぐ載せられる
クレーン式(ラジコン回送車)と違い、
横から吊らないので車に負担がかからない。

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⚠️ スライドローダーのデメリット
本体価格が高い
ボディ構造が複雑で重量がある
積載できる車高と全長に制限がある
後方スペースが必要(荷台を下げる場所)

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📌 どんな場面で使われる?
中古車販売店の納車・引き取り
オークション会場 → 店舗の運搬
レッカー対応、不動車の回送
改造車・スポーツカーの輸送
高級車・EVなどを傷つけず運ぶ

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📝 まとめ
スライドローダー積載車とは
👉 荷台がスライド&チルトして車を地面に近い角度で載せられる「安全・万能型」の積載車