パワーゲートの種類🌟💪

2025年11月13日

「ゲート」とは、荷物の積み下ろしを補助する昇降装置(パワーゲート)のことを指しますが、
実は形状や構造によっていくつかの種類に分かれています。

3軸高床冷凍ウイング★水産仕様★格納ゲート付


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🚚 トラックのゲート(パワーゲート)の主な種類
 
1️⃣ 垂直ゲート(縦型)
 【特徴】荷台の後ろにまっすぐ上下するタイプ。荷台と地面を垂直に昇降。
 【主な用途】最も一般的。荷台後部に取り付けるタイプで、食品・雑貨など多用途。

2️⃣ アームゲート(リンク式)
アームでゲートを持ち上げるタイプ。昇降と同時に後方へ少し動く。
背の高い荷物でも干渉しにくく、段差のある場所でも使いやすい。

3️⃣ 格納ゲート(跳ね上げ収納式)
使用しない時は荷台下に折りたたんで格納できる。
後部ドアを開け閉めする車(冷凍車・ウイング車など)に最適。

4️⃣ 床下格納ゲート(アンダースライド式)
荷台床の下にスライドして収納するタイプ。
荷台の後扉を全開でき、フォークリフトでの積み込みにも対応。大型・ウイング車で多い。

5️⃣ 二段折りたたみ式ゲート(観音車向け)
ゲートを中央で折って収納できる。
荷台後方の開口部が狭い車両や、軽量化が必要な車両に。

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🧰 各タイプの特徴をもう少し詳しく

1️⃣ 垂直ゲート(スタンダード)
油圧シリンダーでゲート板が上下するタイプ。
シンプルで整備しやすく、軽~中型トラックで主流。
代表メーカー:新明和・極東開発など。

2️⃣ アームゲート(リンク式)
油圧アームでリフトアップ。
荷台との段差が少なく、スムーズな積み下ろしが可能。
高さのある台車・カゴ車輸送に向く。

3️⃣ 格納ゲート(リフトアシスト格納式)
ゲートを縦に折って後部下に格納。
冷凍車・ウイング車の後部扉を妨げない。
雪道や段差でも使いやすい反面、構造が複雑で重量はやや重い。

4️⃣ 床下格納(アンダースライド)
大型トラック・ウイング車の標準仕様。
格納時に完全に見えなくなるので、フォーク作業との両立が可能。
昇降能力が高く、重量物にも対応。

5️⃣ 二段折りたたみ式
荷台後端にスペースがない場合でも収納できる。
小型車や観音扉仕様に採用されることが多い。