高床と低床のいいところ 🚍🚚
トラックの「高床」と「低床」は、荷台の高さの違いを指します。
見た目でもいくつかのポイントを押さえると、かなり簡単に見分けられます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
🚚 基本の違い
【項目】 【高床】 【低床】
荷台の高さ 高い(地面から約1.2〜1.3m) 低い(約0.9〜1.0m)
後輪構造 シングルタイヤ(1軸2輪) ダブルタイヤ(1軸4輪)
フレーム構造 リーフスプリングの上に荷台 フレームを下げて設計(ドロップフレーム)
積載重視 or 作業性重視 積載重視(重量物に強い) 作業性重視(積み下ろしが楽)
主な用途 建材・鉄骨・重量物など 配送・食品・日用品など
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
👀 見た目での見分けポイント
1️⃣後輪まわりを見る
高床車 → 後輪が「シングルタイヤ」で、車体が高い。
低床車 → 後輪が「ダブルタイヤ」で、車体が低い。
👉 これが一番わかりやすいポイントです!
2️⃣ 荷台の高さを見る
横から見ると、
高床は キャビンの床と荷台の高さがほぼ同じくらい。
低床は 荷台がキャビンの床より低く見える。
3️⃣ タイヤとフェンダー(タイヤハウス)の隙間
高床はタイヤハウスが大きく、隙間が広い。
低床はタイヤがフェンダーに近く、隙間が狭い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
⚙️ 性能・使い勝手の違い
【特徴】 【高床】 【低床】
積載量 多い(重量物対応) やや少ない
走行安定性 荷台高く重心が高い 荷台低く安定性高い
積み下ろし 台車やリフトが必要 手積みに向く
路面走破性 ダート・段差に強い フラット路面向き
主な業種 建設・鉄鋼・重量物 食品・宅配・量販配送
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
💡 どちらが良いかは用途次第
高床車:強度があり「積めるだけ積みたい」運送会社や建設業に人気。
低床車:荷役効率が高く「人が荷台に上がる」作業が多い現場に最適。










