飼料運搬車 🐮🐷🐔

2026年09月28日

飼料運搬車は、牛・豚・鶏などのエサ(飼料)を運ぶための専用トラック!

特に多いのが、粉状・粒状の配合飼料を運ぶタイプ👇
荷台が大きなタンクになっていて、飼料をまとめて積む
タンク内部はいくつかの部屋に分かれていることが多い
到着したら、スクリュー(オーガ)などで飼料を排出して、農場の飼料タンクへ入れる
袋詰めせずに、そのまま大量輸送できる

見た目は「粉粒体運搬車」にかなり近いんやけど、
飼料専用なら「飼料運搬車」「飼料バルク車」って呼ばれることが多いよ。

1. 何を運ぶ車?
主に、工場で作られた配合飼料を運びます。
例えば、
🐄 牛用の配合飼料
🐖 豚用の配合飼料
🐓 鶏用の配合飼料
その他の家畜・家禽用飼料
などです。

飼料は、米や小麦のような粒状のものから、粉状・ペレット状のものまであります。

2. 普通のトラックと何が違う?
一番大きな違いは、荷物を「袋」ではなく、車両のタンクにバラ積みするところです。

一般的な飼料運搬車は、こんな流れで使います。

飼料工場
↓
トラックのタンクに飼料を積み込む
↓
農場へ運ぶ
↓
農場にある飼料タンクの上までホースなどを伸ばす
↓
飼料を排出してタンクへ投入

つまり、フォークリフトで袋を降ろすような作業を減らせます。

3. 「バルク車」と呼ばれる理由

飼料を袋詰めせずに、バラ積み(bulk)で運ぶからです。

そのため、
飼料運搬車
飼料バルク車
バルク車
飼料運搬用バルク車
など、いくつかの呼び方があります。

ただし、「バルク車」という名前だけでは飼料専用とは限りません。
セメントなど、別の粉粒体を運ぶバルク車もあります。

4. どうやって飼料を降ろすの?

ここが飼料運搬車の重要なところです。
車両には、飼料を移動させるための排出装置が付いています。
代表的なのが、
スクリューコンベヤー(オーガ)です。

イメージとしては、
大きなタンクの中に「巨大なネジ」が入っていて、それを回して飼料を押し出す感じです。

さらに車両によっては、ブロワー(送風機)で空気を使って飼料を圧送する方式などもあります。
そのため、農場に着いたら、
車両 → 排出装置 → ホース → 農場の飼料タンク
という経路で飼料を移します。

5. タンクがいくつも分かれている車両もある

大型の飼料運搬車では、タンク内部が複数の区画に分かれていることがあります。
これは結構重要です。

例えば、
区画 積む飼料
① 牛用飼料A
② 牛用飼料B
③ 牛用飼料C
④ 添加飼料など

というように、複数種類の飼料を一台で運ぶことができます。
農場によって必要な飼料が違うので、こうした構造になっています。

8. 「飼料運搬車」と「飼料ミキサー車」は別物

ここは間違えやすいです。
飼料運搬車
→ 工場などで作られた飼料を運ぶ車

飼料ミキサー車
→ 牛舎などで使うために、牧草・穀物・配合飼料などを混ぜて給餌する車

です。

特に酪農では「TMR」という、複数の飼料を混ぜたものを作って牛に与えることがあります。
そのためのミキサー車とは用途が違います。