コンデンサーの役割🛞
🔧 コンデンサーの役割とは?
コンデンサーは 「圧縮されて高温になった冷媒ガスを冷やし、液体に戻すための装置」 です。
冷凍機の冷却サイクルの中で非常に重要で、
ざっくり言うと 熱を外へ逃がすためのラジエーター のような役割を持っています。
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🌀 冷凍サイクルの中での働き
コンプレッサー(圧縮機)で冷媒が高温・高圧のガスになる
高温の冷媒ガスが コンデンサーに送られる
コンデンサーで外気の風を使って冷媒を冷やす
冷媒が冷えて 高圧の液体 へと変わる
その液冷媒がエバポレーター(蒸発器)へ送られ、冷風を作る
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📌 簡単に言うと
コンデンサーは「熱を逃がす装置」。
冷媒の熱を外へ捨てて、冷やすための大事なパーツです。
これが正常に働かないと…
冷えが悪くなる
冷凍温度が下がらない
冷凍機がオーバーヒート
冷媒圧が上がりエラー停止
などのトラブルが発生します。
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🛠 よくある故障・トラブル例
コンデンサーのフィンが詰まる(ゴミ・ホコリ)
ファンモーターの不良
ガスの過充填で圧力が高すぎる
外気温が高く排熱が追いつかない
どれも 冷えない原因の上位 になります。
💡 ワンポイント
冷凍車では、コンデンサーは車両前方(運転席上など)にある「ラジエーターみたいな箱」 です。
風がよく当たる位置にあるのは、排熱効率を上げるためです。










