高床と低床のいいところ 🚍🚚

2025年11月12日

トラックの「高床」と「低床」は、荷台の高さの違いを指します。
見た目でもいくつかのポイントを押さえると、かなり簡単に見分けられます。

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🚚 基本の違い
【項目】         【高床】             【低床】

荷台の高さ          高い(地面から約1.2〜1.3m)  低い(約0.9〜1.0m)
後輪構造          シングルタイヤ(1軸2輪)    ダブルタイヤ(1軸4輪)
フレーム構造        リーフスプリングの上に荷台   フレームを下げて設計(ドロップフレーム)
積載重視 or 作業性重視   積載重視(重量物に強い)    作業性重視(積み下ろしが楽)
主な用途          建材・鉄骨・重量物など     配送・食品・日用品など

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👀 見た目での見分けポイント
 1️⃣後輪まわりを見る
 
  高床車 → 後輪が「シングルタイヤ」で、車体が高い。
  低床車 → 後輪が「ダブルタイヤ」で、車体が低い。

👉 これが一番わかりやすいポイントです!

 2️⃣ 荷台の高さを見る

  横から見ると、
  高床は キャビンの床と荷台の高さがほぼ同じくらい。
  低床は 荷台がキャビンの床より低く見える。

 3️⃣ タイヤとフェンダー(タイヤハウス)の隙間

  高床はタイヤハウスが大きく、隙間が広い。
  低床はタイヤがフェンダーに近く、隙間が狭い。

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⚙️ 性能・使い勝手の違い

【特徴】     【高床】        【低床】
積載量      多い(重量物対応)    やや少ない
走行安定性    荷台高く重心が高い    荷台低く安定性高い
積み下ろし    台車やリフトが必要    手積みに向く
路面走破性    ダート・段差に強い    フラット路面向き
主な業種     建設・鉄鋼・重量物    食品・宅配・量販配送

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💡 どちらが良いかは用途次第

高床車:強度があり「積めるだけ積みたい」運送会社や建設業に人気。

3軸高床冷凍ウイング★水産仕様★格納ゲート付

低床車:荷役効率が高く「人が荷台に上がる」作業が多い現場に最適。

41万㌔実走★4軸低床矢野特殊冷凍ウイング★ジョルダー4列